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光触媒フィルムって何ですか?暗所でも手軽に抗菌・抗ウイルス・消臭!2021.0410.

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光触媒フィルムを貼り付けることで、さまざまな基材に抗菌・抗ウイルスの働きをさせることができます。

現在、飛沫防止のため、人が対面するシーンでアクリルパーティションやビニールシートが使われるようになっています。金融機関の窓口や役所の受付、スーパーやコンビニのレジなどです。テレビのワイドショーなどでもコメンテータ―の間に、透明なパーティションが設置されているのを見たことがあるでしょう。

これらは確かに対面する人の飛沫防止に役立っていますが、このパーティション自体には人の飛沫や空気中のウイルスや菌がこびりついていると思いませんか。このアクリルパーティションやビニールシート自体に、抗菌や抗ウイルスの機能があったら、感染予防に大いに役立つでしょう。それを実現するのが光触媒フィルムです。

この記事は、光触媒フィルムについて解説します。

光触媒フィルムって何ですか? 

光触媒フィルムとは、光触媒層をもつフィルムのことです。

光触媒層は、酸化チタン粉末を樹脂に練り込んだり、液状にしたりしたものです。光触媒層は、強力な酸化分解力超親水性によるセルフクリーニング効果を発揮します。フィルムとは、基材(PET)にナノサイズの加工を施した製品全般のことをいいます。用途に応じて加工されたフィルムは、私たちの生活になくてはならないものです。

フィルムは、光に対してさまざまな機能をもち、液晶ディスプレイやタッチパネル、印刷用版材などに使用され、食料品の鮮度を保つ包装材としても活用されています。光触媒フィルムは、多種多彩な機能性を有するフィルムに、光触媒の抗菌や抗ウイルス、消臭などの機能を付加した製品なのです。

光触媒フィルムのしくみ 

光触媒フィルムは、ミクロサイズのいくつかの層で構成されています。以下に一般的な光触媒フィルムの構成層をまとめました。

セパレーター|粘着加工された層を保護するための剥離材
PX粘着層|基材に貼り付けるために粘着加工された層
フィルム層|合成樹脂などから製造された薄膜層
プラズマ処理|粘着層及びフィルム層の清浄化
UVHC|透明性や耐摩耗性を保持するための被膜
光触媒層|ナノサイズの光触媒粒子を含む塗液層
保護フィルム|光触媒層を保護するフィルム層

現在、市場に流通している光触媒フィルムのほとんどは、太陽光のとどかない暗所やLEDの光でも、抗菌や抗ウイルス効果を発揮します。このような光触媒は可視光型といわれ、紫外光型と区別されるようになっています。

通常、塗装を施工することができないようなところにも、ガラス面や平滑な表面であれば光触媒フィルムを使って光触媒加工することができるのも大きなメリットです。光触媒フィルムは、四角い形状で幅は47㎝です。長さは自由なので、貼りたい場所の大きさに合わせて自由にカットできます。

光触媒フィルムの主な用途 

ここでは、光触媒フィルムの主な使用用途について紹介します。

さまざまな液晶画面

まず、一番身近なものとしては、スマホやタブレット、電飾パネルなどの液晶画面でしょう。特にスマホは生活必需品であり、使用頻度も高いものです。光触媒フィルムを貼り付けて、抗菌・抗ウイルス・消臭なの機能により、常に衛生的な状態に保つことは感染対策として非常に有効です。

光触媒は劣化するということがありません。ただ、タッチパネルなどでは、長時間の使用でフィルム自体にクラックができて剥がれてしまうケースはあります。なので、1年程度が取り替えの目安とされています。

アクリル・プラスティック・ガラス

特に、不特定多数の人が集まる場所では、抗菌・抗ウイルスに特に注意が必要だとされています。対面する人の間に設置されるアクリルパーティションやビニールシートはもちろん、ショーケースやスタンドミラーに光触媒フィルムを貼ることは、空中感染を防ぐ手段として大きな一手となるはずです。

光触媒フィルムは表面が滑らかで均一な素材との相性が良いので、公共施設やショッピングモールなどにあるさまざまなアクリル・プラスティック・ガラス製品に貼り付けて、空中に浮遊する細菌やウイルスを抑制しましょう。

その他の用途

光触媒フィルムは、青果物などの生鮮品の鮮度保持にも用いられています。光触媒には、植物が熟成とともに発生させるエチレンガスを分解除去する働きがあるからです。また、米の保管袋に光触媒フィルムを使用することで。種もみの発芽率が高くなり、虫の発生も抑えることが証明されています。

光触媒フィルムは、医療や介護の施設、学校や保育園の照明や壁面、テーブルに貼り付けることで空気を浄化させます。飲食店の食品工場で、厨房や冷蔵庫、食品庫に貼れば消臭や防カビにも役立つでしょう。

光触媒フィルムの貼り方

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ここでは、光触媒フィルムをスマホなどの液晶画面に貼る方法を説明します。まず、注意してほしいのが、受話口やインカメラ、センサーなどに重ならないように貼ってください。液晶画面の汚れやホコリ、油分などもきれいに拭き取りましょう。

1. 保護シート(セパレーター)を半分だけ剥がす
2. 液晶画面にフィルムの端を当て位置を合わせる
3. 位置が確定したら残りの保護シートを剥がしながら液晶画面に貼り付ける


貼り付けの過程で気泡が入ってしまったら、指で気泡を軽く押し出し、フィルムの端まで動かしてください。光触媒フィルムを剥がすときは、フィルムの端にセロテープを貼り、フィルムの端を浮かすようにセロテープを持ち上げて剥がすときれいに剥がれます。

まとめ

光触媒フィルムでの酸化チタンの膜厚はnmで表されます。1nmは10億分の1mになります。私たちの日常生活とはかけ離れた数値であるため、本文での数値表記は割愛しました。ただ、光触媒フィルムは超微細な世界での研究成果によって誕生した製品であることは忘れないでほしいと考えています。

光触媒フィルムは、液晶画面からリビング用品、食品の鮮度保持にまで利用されています。私たちが最も身近に、肌感覚で、光触媒効果を感じることができる製品なのです。

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