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光触媒コーティングは室内も屋外も清潔にする!しくみと方法を紹介2021.03.09

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・「感染が怖くて外で何かに触るのが怖い」
・「1日に何回も除菌や殺菌をするのは無理だ」
・「小さな子供は何でも口にするので油断できない」


現在、不特定多数の人が集まる場所は、抗ウイルスの最前線になっています。そこで活躍しているのが光触媒コーティングです。光触媒コーティングは、病院や金融機関はもちろん、電車内や自動販売機にまで施工されるようになりました。

この記事では、光触媒コーティングのしくみや施工方法について分かりやすく説明しています。

光触媒コーティングのしくみ 

酸化チタンは光に当たると、付着した有機物質を酸化分解します。また、超親水性が発揮され有機物質を浮かせて水で流れやすくします。これが光触媒作用です

酸化チタン自体は変化しないので効果は半永久的です。光触媒コーティングとは、酸化チタンを水溶液にしたものを、ローラーや刷毛、スプレーなどを使ってコーティングすることをいいます。塗装の仕上げに塗装面をコーティング剤で保護する工程をイメージしてもらうと分かりやすいでしょう。


コーティングの対象物が有機素材の場合、酸化分解作用の影響があるため、基材(下地)を保護するアンダーコート剤で前処理してから本コーティングするのが一般的です。光触媒コーティングには、酸化チタンと基材を接着すること、酸化分解から基材を保護することが必要なのです。最近では、酸化チタンの塗膜層と、この2つの役割をする層との2層構造のコーティング剤が特許を取得して製品化されています。

さまざまな素材にコーティングされた酸化チタンは、光に当たると活性酸素を生成して、有害な有機物を水と二酸化炭素に分解します。これにより、抗菌・防カビ・防汚・空気浄化・消臭効果を発揮するのです。酸化チタンは非常に安全な物質で、食品添加物や化粧品、歯磨き粉など、私たちの生活に広く利用されています。

光触媒コーティングにできること 

ここでは、光触媒コーティング剤の主な種類と、どのような場所に施工されているかを検証して、光触媒コーティングにできることを説明します。

光触媒コーティング剤の種類 

下地保護用のアンダーコート剤は、対象基材により2つに大別されます。
樹脂やプラスチックなどの有機質用と、コンクリートやモルタルなど無機質用の2つです。以下に光触媒コーティング剤の種類をまとめました。

・屋外用コーティング剤|防汚・大気浄化機能でクロス・石膏ボード・セラミックス・金属パネルに
・ガラス用コーティング剤|防汚・親水性機能でガラス・タイル・鏡などに
・室内消臭コーティング剤|消臭・抗菌機能でクロス、化粧パネル、内部既存塗膜面などに
・室内抗菌・抗カビ用コーティング剤|抗菌・防カビ・消臭機能でモルタル・スレート・クロスに
・VOC対策・消臭用コーティング剤|VOC対策・消臭・抗菌機能で石膏ボード・クロスなどに

※VOCとは揮発性有機化合物のことで、光化学大気汚染の原因の一つとされています。

光触媒コーティングの事例

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光触媒コーティングは、さまざまなロケーションで施工されています。

・抗菌・消臭機能|病院や金融機関などの既存の塗装面やクロス、石膏ボード面
・シックハウス対策・消臭機能|学校やこども園のクロス面や木面
・消臭|汚水処理プラントの金属フィルター・ガラス面
・防汚・防カビの機能|一般住宅・マンション・大型公共施設などの内外装

この他、冒頭で紹介したように、電車やバスなどの公共交通機関でも利用され始めています。

光触媒コーティングは、光という自然の力と非常に安全な酸化チタンとの触媒作用により、私たちの生活を室内でも屋外でも清潔に美しく保つために活用されているのです。

光触媒コーティングの施工方法 

光触媒コーティングの施工は、以下のような流れで行われます。

1. 事前調査|基材の材質・形状・親水性及び周辺環境の確認
2.
施工計画|作業の工程と日数の確認及び材料と塗布量の設定
3.
前処理|基材の表面処理と周囲の養生
4.
コーティング|保護層のコーティング及び機能層のコーティングと乾燥
5.
事後確認|仕上りと製膜の確認

まず、お客様からの問い合わせをいただいたら、現場を調査し、目的に応じた材料や施工方法を検討してから見積書の提出ということになるはずです。そこで折り合いがつけば、施工計画書を提出し、作業の時期や期間を打合せするという流れになるでしょう。

上記のほか、必要に応じて、テストピースによる試験施工も行われます。

光触媒コーティングまとめ 

光触媒コーティングは、参画する企業は増え、市場規模も右肩上がりで拡大している状況です。現在の新型コロナウイルスの影響もあり、ニーズの高まりは目を見張るものがあります

光と水と酸化チタンのみによる施工の安全性と、機能目的に応じた多様なコーティング剤、コーティングされる基材を選ばないという柔軟性が今の活況を支えているといえるでしょう。そして何より、効果をしっかり確認できる、結果が評価されていることは間違いありません。

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